[コラム] 第六回「三姉妹が行く〜舞洲陶芸館編〜」(2014/04)

画像(三姉妹が行く!)

[コラム] 第六回「三姉妹が行く〜舞洲陶芸館編〜」(2014/04)


ある日、職場で家から持って来たおにぎりを貪っておりました所、寺澤氏が後退りしながら「お、おにぎり食べてる…」と怯えていたので理由を尋ねてみましたら「料理するイメージがなさすぎて…」と。
三十路にもなって料理するイメージが全くない事と、寺澤氏がおにぎりを料理に含んでいる斬新さに震えが止まらないのは誰?!俺!こんにちはマホです。得意料理は「なんでも甘辛く炊いたヤツ」です。
今日もヒイカを甘辛く炊いてきた所です。ヒイカは春が旬で柔らかくて美味しいですよ!


少し春の訪れを感じ始めた2月末、我ら三姉妹は明らかに浮かれていた。
まるで遠足に向かう小学生かのよふに。


目指すは「初体験シリーズ」第二弾となります舞洲陶芸館!

こちらにはモケーレムベンベやThe Calendar of Happy DaysのTシャツデザイン等を手がけてらっしゃますキバヤシというお姉ちゃんが働いておりまして、彼女から「陶芸体験出来るよ〜!」と聞いた時のナツコとマホの表情の差を皆様にもご覧頂きたかった。
カナナツコは日頃の活動でもお分かりかと思いますが創作肌。
特にナツコは陶芸に興味があったらしく「イキタイイキタイイキタイ!」と牡蠣を食べる時以外に見せないはずのキラキラとした瞳で語りかけてくる。
一方マホはご存知の通り食と飲以外に一定以上の興味がない。
かの有名なディズニーシーに行った時でさえ昼過ぎに入場し、「いやぁ、着いたね!」と言いながら小一時間座ってビールを飲んだりしたのはそもそも一緒行った相手が悪かった。
その相手は4/18に2001で理非不知というイカレタ名前で弾き語りをしに東京から参ります。

とりあえずワクワクしてる二人を見るのは楽しいし、陶芸終わった後ご飯食べに行くなら!と一同舞洲へ。


事前予約が必要ですが、JR桜島駅よりバスで15分程。



USJも近くにあることからこんな浮かれたシャトルバスで向かいます。

この時点で若干3人のテンションが上がる。



バスから有名な凄くお高いデザイン料の焼却場が見えてくるとカナが異常なまでのトランス状態に!

「うわ〜!ヤバイヤバイ!バス、ゆっくり走って!写真撮れない!」…マホナツコ唖然。


この後、焼却場の最寄りバス停で数人下車した辺りで我に帰り、「あの人達、あそこで働いてるのかな…なんかはしゃいで申し訳なかったかな…」とうろたえだしたので「あの建物は見学出来るので見学者だ。今度一緒に行こうな。」と宥めておいた姉ごころ。



そうこうしている間に到着!



とっても可愛らしい建物でこんな可愛い看板たちがお迎えしてくれます。

 


後で聞いたらこの子達の中にもキバヤシが造った子がいるらしい!



建物の中に入ると講師の方や生徒さんが造った作品が展示されています。可愛い箸置きやマグネットなどの販売もされています。

また、不定期で天王寺キューズモールにて陶芸品の販売等もされているので気になる方はHPもチェックしてみては!


予約の時点で「手びねり」か「ろくろ」かを選びます。
手びねりっちゅうのは分かりやすく言うと粘土みたいにペタペタと好きな形の物を作るタイプで、ろくろは年齢出ますが「ゴースト」でデミ・ムーアが幽霊と土ベチャベチャするアレですね。
マホナツコはろくろ、カナは手びねりにしました。


 


やり方とかはもう、なんていうか現場で教えてもらって下さいなのですがとりあえずとてもとてもとてもとても楽しい!!!


ろくろはとにかく粘土の塊に指を突っ込んでおけば何らかの形になるのです。
足元のレバーを踏むとろくろが回り踏み込むと回転速度が増すのですが、芸術が爆発しているナツコは勿論フルスロットルで踏み込む踏み込む!みるみる大皿やら高度な形状の器が完成していく。キバヤシも「すごい!めっちゃセンスある!!」と絶賛。



その隣でろくろをショーケースの中のジュエリーみたいな速度で回し、時には止めて…となんのコンセプトもなく粘土を捏ねるマホ。



「ろくろなんやから回して整えて!」と先生にお叱りを受けるもとりあえず粘土を捏ね繰り回す事と、なんとなく作品が出来上がってゆくのが愉快で仕方ない!


一方手びねりのカナは「何作ろう…」と頭を抱えて作っては壊すを繰り返し、「とりあえず、なんか皆と少し離れてやるの寂しいし…」といつも受付後ろで食事を摂ってる時の体制で子供のようにペタペタと勤しむ。

 

見た限りだと手びねりの方がしっかり作りたい物のイメージが固まっていないと難しそう。
カナは終始「う〜…」とうめき声をあげておりました。


そしてそして、皆の作品が完成!

 


とは言ってもこの状態から色をつける液体を塗って窯で焼くわけですが。



色んな色の液体の中から好きな色をチョイスします。

この作業は後日スタッフさんが行ってくださり(多少の粗も整えてくださるとの噂)、郵送での受け取りとなります。


出来上がりに胸を踊らせながら陶芸館を出、せっかくなので顔出し撮影してみました!



このパネルもキバヤシ作と聞いて、溢るる才能にファンタジーが止まりません。

「絶対また来る!楽しい!」を3桁突入回程唱えて舞洲を後にしました。


大阪の離れにあるからか、ちょっとした小旅行でもしたかのような不思議な場所でした。興味の有る方は是非お問い合わせ下さい!もっかい行きたい!!!

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舞洲陶芸館 https://maishima.jp/taiken/togei/index.htm