【STAR MANと私】

「本格的な喫茶店のナポリタンの味を出したかったらバターじゃなくてマーガリンを使うんだよ。」
数年前、千葉県船橋駅近くの音楽バーのマスターに教わった言葉をふと思い出した。そんな食べる物が美味い今日この頃。

まいどお馴染み遠井地下道(トオイチカミチ)です!東京発の"メロディックハートコアバンド"BUDDY TANDENのBa&Voをやってます!今回はココ寺田町Fire loopでアホな連続企画をやるので、それに寄せてちょっと小噺をさせてもらうよ!のんびり読んで!

そうそれは暑い暑い2016年の真夏の事。オレは東京から一人大阪は西成に来ていた。その日はオレ自身初のソロの大阪ツアーの日。「せっかくだから昼間から楽しんでやろう」と思ってまだあまり親しくもなかった新世界ホシヲを昼飯に誘ったのだ。

待ち合わせの時間に集合場所に来たが、ホシヲの姿は見えない。遠く離れた馴染みのない土地で立ち尽くす一人。

ほどなくしてホシヲから連絡。「ゴメンなさい!寝坊しました!30分後には行ける様急ぎます!」と。(この頃はまだお互いの年も知らず、彼は敬語で話してくれていた)

照りつける日差し。滴る汗。2リットルのペットボトルの中の水を頭からかぶった。長い長い30分。

ようやく現れたホシヲも何故か汗だくで地下鉄の階段を駆け上がって来た。
汗だく二人の夏の日の始まりだ。

昼飯はホシヲのオススメで西成の名店「なべや」に行った。てんこ盛りの"一人すき焼き"を安く食えるお店だ。オープン前から行列の出来るこの店に運良くあまり待たず入れた。

運ばれて来た瓶ビールやすき焼きに終始二人でキャッキャして話も弾んだ。奇跡と呼んで良い程息が合った。

それからライヴハウスに行き、ライヴをして、打ち上げ、打ち上げ、打ち上げ…。

夜更けにホシヲの家に着いても寝る寸前まで二人で騒いだ。

その日から新世界ホシヲが、そして彼の働く寺田町Fire loop(当時は天王寺Fire loop)が、大阪がとても親しい物になった。

とてもとても思い出深い日だった。


それから半年後。
2017年、オレはBUDDY TANDENと言うバンドを組みライヴ活動を始めた。

BUDDY TANDENで一番最初に書いた歌は「STAR MAN」。夏の思い出を歌った友情の歌だ。

東京発でありながら、2017年一番出たライヴハウスはFire loopだった。


そんなバンドBUDDY TANDENが今月Fire loopと共に企画をやる。

今月11月の19,20,21,22。
関西初にしてまさかの四日間連続企画だ。
タイトルは「バディになろうぜ」。
オレは新世界ホシヲを、そして寺田町Fire loopを最高のバディだと思ってる。

そんな「仲間の発展場」で最強のバディと手を組んで、お客さんや共演者の中に新たなバディを探すイベントをやるのだ。

これを読んでくれた君。
オレと、BUDDY TANDENとバディになろうぜ。一緒に騒がしい空間を作り出す仲間になろうぜ。

そしてブルースだらけのこの世界に笑顔でケリを入れるんだ。

一人じゃ出来ない事が仲間が居れば出来る。

その奇跡的な興奮を味わうイベントを始めよう。

準備はいらない。
来てからでいい。

大丈夫。
置いてけぼりなんて一人も作らない。

オレらに任せておいて!!!


では東京発メロデックハートコアバンドBUDDY TANDEN×寺田町Fire loop 4days連続企画「バディになろうぜ」で会おう!


読んでくれた君に感謝を込めて
一緒に騒げるのを期待して


遠井地下道(BUDDY TANDEN)