c302予感のような町: 2010年2月アーカイブ

「見ていて楽しい記号」の話。特に漢字にはいっぱいある。ちょっと捻くれた文脈を持った成り立ちのものでいえば、「親」(木の上に立ってそこから見てくれている)や、「蚊」(ブーンって飛ぶ虫だから)など。視覚的な成り立ちのものでいえば、「贔屓」(一つの貝だけ目にかける感じ)や、「月」(三日月の形そのまま)など。どっちも併せたものでは「明」(日と月があれば明るい/視覚的にもこれを見て明るさを感じられる)が挙げられる。個人的には、視覚的で、ユーモアや皮肉に長けたものを見つけるのが好きだ。「美」って漢字はずっと見てるとゲジゲジ虫みたいだとか。「不安」は何となく一筆で書けそうだけど、「鬱」は何だか一筆で書くと違うものになってしまいそうだとか。「ジシン」ってのは(「自信」「自身」どっちでもいい)、書くにつれてどんどん点が減っていって、その何かが欠けていく事をネガティヴにも取れるし、シンプルになっていくという意味合いで前向きにも捉える事も出来ちゃう、この、あくまでも人間任せな感じが、まさに「ジシン」の内実を的確に表しているんじゃないか、だとか。(もちろんどれもオリジナル)。