c302予感のような町の最近のブログ記事

すっかり春の匂いがする。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」という有名な一文からも窺えるように、春ほど奇麗で、これほどまでに危うい匂いの漂う季節は無い。
アナログフィッシュというバンドのライブDVDを見ている。かっこよくって、呼吸の仕方を忘れてしまう。全くもって普通の気持ちじゃいられない。オコガマシサいっぱいの悔しさと憧れが渦巻いて、初めて手にしたオモチャを試す時みたいな新鮮味溢れる感情がいつもその真ん中を吹き抜けていく。
「見ていて楽しい記号」の話。特に漢字にはいっぱいある。ちょっと捻くれた文脈を持った成り立ちのものでいえば、「親」(木の上に立ってそこから見てくれている)や、「蚊」(ブーンって飛ぶ虫だから)など。視覚的な成り立ちのものでいえば、「贔屓」(一つの貝だけ目にかける感じ)や、「月」(三日月の形そのまま)など。どっちも併せたものでは「明」(日と月があれば明るい/視覚的にもこれを見て明るさを感じられる)が挙げられる。個人的には、視覚的で、ユーモアや皮肉に長けたものを見つけるのが好きだ。「美」って漢字はずっと見てるとゲジゲジ虫みたいだとか。「不安」は何となく一筆で書けそうだけど、「鬱」は何だか一筆で書くと違うものになってしまいそうだとか。「ジシン」ってのは(「自信」「自身」どっちでもいい)、書くにつれてどんどん点が減っていって、その何かが欠けていく事をネガティヴにも取れるし、シンプルになっていくという意味合いで前向きにも捉える事も出来ちゃう、この、あくまでも人間任せな感じが、まさに「ジシン」の内実を的確に表しているんじゃないか、だとか。(もちろんどれもオリジナル)。


ギター、ギター、ギター。どういう音が、どういう風に鳴るんだろか。


管理職クラスの中年サラリーマンがちょっとした日々の贅沢として足を運ぶような、高級指向の居酒屋でアルバイトをしている。時給より高そうな賄いを口に運びつつ、カウンター席のお客さんや店長にお酒を教えていただく。そんな感じで、「金銭的水準の高い生活」のオコボレを頂戴する度、有り難さでいっぱいになる。『自分は当分こんな店には来れないだろう』、そう思う度に湧く少しの哀しさこそが、この「惨め」な道を選択した自分自身を引き締めるからだ。

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アルファベット表の頭から。(アンタの理解に追いつかれるのが遅ければ遅い分だけ、きっと楽しい)

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今更に今更が広がっていく。ナンボの世界がナンボのもんじゃ。「いやいやしかし、奥ゆかしい」と、小さな世界を堂々巡り。

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