[インタビュー] 八十八ヶ所巡礼 (2011年05月号)

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誰でもロックできる時代だからこそ......。カットで、ここ(笑)。
■04.18に新作がリリースされますね。八十八ヶ所巡礼はリリースのスパンは早いよね。初めて会ったときってもうCD出てたっけ?一枚出てたよね? 
Katzuya Shimizu(以下:K):一枚だけ......。 
賢三(以下:賢):黒(=ファースト・ミニ・アルバム)はあった気がする。 
K:黒出る前だよ。 
マーガレット廣井(以下:マ):白(=ファーストE.P)だけ渡した気がする、野津さんに。それって確か2年前の4月、代々木のZhertheZooで。 
賢:あー、あん時か! 
マ:まだ2年経ってないのかー。野津さんとだけは5年ぐらい経ってる気がするなあ(笑)。 
■その時リハーサルを少し、ライブは全編見たんだけど、凄いバンドだなあと思って。いわゆる日本語ロックの系譜に則りつつ、パッと見のイメージもあるけどテレキャス弾いてそうな雰囲気のサウンドなのに、なんでこのバンドにはスティーヴ・ヴァイがいるんだ!?って(笑)。ドラマーとしてもハードロック的というか。 
賢:暴力的ではありたいと思いますね。 
■なんやっけ、ヤクザ担当やっけ? 
賢:極道です。 
■一緒やん(笑)。ちなみに賢三がゆずを好きになった理由は? 
賢:話の流れで言わされただけです(笑)。アコースティックと聞いて、ゆずしか思いつかなかったので(笑)。 
マ:音楽の幅が狭すぎる(笑)。好きな音楽ってホントはアリシア・キーズやろ? 
賢:だからムチャぶりヤメて。 
■で、実際はどうなの?(笑) 
賢:太鼓たたきとしては、やっぱリズムっていうものはナイスグルーヴであって欲しいんですよ。こういう僕らみたいなグチャグチャっとした音楽やってるじゃないですか、訳わからん音楽を。でもノリは伝わるように。オラオラなノリだったり、気持ちいいノリだったり、そういうのは伝わるように心地良いナイスグルーヴなドラムは叩きたいなと思ってます。 
なるほどねー。 
賢:でも、なおかつ日本人離れしたような、グアーっとした突進力的な、グチャグチャなところはグッチャグチャにしたいんで。でもやっぱドラムをたたく上でリズムはナイスグルーヴでいたいんで。 
K:ナイスグルーヴは分かったって(笑)。 
マ:なんの質問からこのトークになってんだっけ? 
賢:いや、ナイスグルーヴの話はやめないよ(笑)。そこばっかりは譲れない。 
K:その上で普段聞く音楽は......?(笑) 
マ:ウフフフフ。 
賢:聞く音楽は全般的にナイスグルーヴが大前提です。 一同:しつこいよ!(笑) 
■結局......。 
賢:ブラックミュージックです。 
■なんでサッとそれ言わんの?(笑) 
マ:もうこれ、「八十八ヶ所巡礼の賢三さんにお話を伺いました」でイイんじゃない? 
賢:まあ全然僕ナイスグルーヴ叩けてないスけどね! 
■途中から「ナイスグルーヴ」って言いたいだけになってたよね? 
K:いや、実は意外にこれ口癖なんですよ。結構言ってます、普段から。 
マ:うそー、俺聞いたことない。俺、賢三と話をしてないんかな(笑)。 
賢:俺ずっと言ってるよ、ホントに! ナイスグルーヴは練習しようが出来ない人には出来ないものだと思ってて。人の性格とかセンスとかがかなり影響してるもんで。 
マ:音楽って性格がめちゃくちゃ出るんですよね。そういうところまで来たらホント楽しい。 
■あ、それは思う。凄くリンクしてるよね。変拍子じゃないけど変拍子のように表現する最近の八十八ヶ所巡礼の感じも、そういう部分かな? 
K:昔は変拍子とか好きでしたからね。 
賢:僕は嫌いでしたけど、変拍子(笑)。 
■なぜこのバンドに......?(笑) 
マ:腐れ縁です。 
■プログレッシブVSナイスグルーヴやね。 
賢:そこを目指したこともあったんですけどね。出来ないス!ていうか好きになれないス(笑)。もちろん色々聞いたりしたし、今でも聞こうとはしてますけど、結果好きにはなれないです(笑)。 
K:スタジオリハ中に16ビートでセッションみたいなことしてるほうが、ナイスグルーヴ出してるからね。 
賢:そのグルーヴをライブで出せよ、って話やな(笑)。 
マ:僕の得意なグルーヴで曲を作っちゃうから、余計に時間がかかる。 
K:でも3人とも各々出してるグルーヴは絶対違ってて、それが一つになって八十はちしじんれいのグルーヴになると思うので。 
マ:カッちゃんって、「八十八ヶ所巡礼」って言えてないよね?(笑) 
賢:(カッちゃんを見ながら)八十八ヶ所巡礼。 
K:はちじゅうはちかしょじゅんれい。 
一同:爆笑 
■特に八十八ヶ所巡礼はバトルしてる感じはあるからね。 
賢:歩み寄ったりもしますけど、基本バチバチしてるんで。 
K:基本的に全員目立ちたがりなんで。 
■で、最近特に思うのは八十八ヶ所巡礼のサウンドは聞いたことがないけど聞いたらわかるサウンドって言うのかなあ。 
マ:低俗な音楽ではありたいな、と。誰でもロックできる時代だからこそ......。カットで、ここ(笑)。 
■ええ!? ていうか、廣井くんの声を(レコーダーが)拾ってるかな? 声ちっせえなー(笑)。文字おこし出来るかなあ(苦笑)。 
マ:あ、そこらへんはお願いします。 
■いやいや。あきらめないで!(笑) 
マ:高校生とかの方々に聞いてもらえていることがよくあって。僕は高校生の頃は八十八ヶ所巡礼みたいなバンドは全然好きじゃなかったと思う(笑)。 
K:それ(高校生)は意外ですね。だけど、そういう人たちが聞いてるというのも広がってきているという実感ではありますね。ここ数カ月。 
マ:そう、人間て年齢関係ないんだなと。真面目に音楽を聞けば理解できるんだと思って。若いからこんな音楽聞いてるんだろ、とかまあ入り口はあるんでしょうけど、本気で音楽を聞けば信仰心とかもそうですけど、本気でその音楽を信じることが出来れば理解できるんだなあと。変拍子なり、訳分かんない変なギター、スウィープとかタッピングも。 
■パッと見のインパクトもあると思うし、八十八ヶ所巡礼は。そういう若い人達にとって、すぐに自分に取り入れられる部分て少ないかもしれないけど技術面とかは。そういうのも一つバンドの武器でもあるなと。だからこそすり切れるほどその音楽を聞くとも言えるし。でもバンドの音楽が広がってるのは、大阪にいても実感するね。嬉しいです、単純に。 
マ:八十八ヶ所巡礼を大阪に連れてきたのは俺だ、って野津さんが言いふらしてくれたらいいと思う(笑)。 
K:実際そうですしね。 
■八十八ヶ所巡礼がもっともっと有名になったら、突然言い出します(笑)。 
一同:爆笑 
■まあ、タイミングでしょう。八十八ヶ所巡礼に出会えば、大阪の人たちに紹介したいと思う人は遅かれ早かれ必ずいたと思うし。そういうのも含めて、一緒にイベントを開催できることになったのは嬉しいなあ。共催って言うほど、俺何もしてないけど(苦笑)。 
マ:いやあ、でも野津さんの一言で明確な企画の方向性が見えたのも確かなので。僕らはまあライブさえ出来れば、というのもありますし(笑)。共催がベストかなと。 
K:他にも共催でやってるじゃないですか、Fireloopは。それを見たり、BLENDY MOTHER FATHERとFireloopの共催に僕らも参加したりで、それが自分たちに良いと思ったしシリーズ化出来ればと思って。 
マ:具幻覚祭は、大阪でハチャメチャな企画があると、なんでもありだというぐらいの知名度になればいいなと思います。ホントに何でもアリだったらいいなと(笑)。 
■しかし、大阪でこの組み合わせをロングステージ見られることは凄く魅力的だと思う。その上でシリーズ化したいという、バンドの考えに凄く共感しました。単発の打ち上げ花火的なものではないという部分で。撃鉄とTHEラブ人間とは東京では結構対バンしてる感じ? 
マ:去年から凄く一緒になるようになって。これも何かの縁かなあと。 
K:撃鉄はもうライブを見れば分かります、凄さが。 
マ:THEラブ人間はライブを見れば分かります、凄さが。 
■おいー。何だこの人達は(笑)。 
K:THEラブ人間はジワジワ来る感じですよね。歌を聞けば聞くほど、金田くんの魅力というかヒシヒシと伝わってくる感じ。 
マ:おー、なるほどなあ。僕個人的には八十八ヶ所巡礼も撃鉄もTHEラブ人間も、とりあえずただの体力バンドだと思ってるんで(笑)。 
■フィジカルな方向で(笑)。 マ:だからハードコアだと思ってます、3バンドとも(笑)。 
K:それ載せて大丈夫か?(笑) THEラブ人間に失礼じゃない? ハードコアじゃないだろ(笑)。 
マ:えー、でも歌ってる時凄く怖いよ。怖い人がいっぱい出るんで気をつけてください(笑)。僕らが一番普通です。 
■廣井くんがそれ言うか(笑)。しかしホント楽しみ。俺、リアルにお客さんで行くぐらいの勢いよ。ただ、シリーズ化するうえでこの先のアイディアって......。 
マ:無いです。 
■やっぱりか(笑)。

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